お知らせ

「氷のように冷たい足を、旦那さんの体温で温める。」奥様からの相談です。

「氷のように冷たい足を、旦那さんの体温で温める。」奥様からの相談です。

「夜、布団に入っても足先が氷のように冷たくて、主人の足に挟ませてもらわないと眠れない……」

「主人がまるで『暖房器具』のようになってくれています」

そうおっしゃる40代の女性の方の、お悩みを改善したくて、来店くださいました。

このような患者様は、実は少なくありません。ご主人の優しさに救われている一方で、ご自身では「いろいろ試して頑張っているのに、どうして私の身体は温まらないの?体調が良くならないの?!」と、出口の見えない不安を感じておられるのです。

実は、その「冷え」や「イライラ」「眠りの浅さ」には、身体が必死にあなたを守ろうとしている明確な理由があるのです。

ー身体の内側から「巡る力」を取り戻すためにー

1. 身体は「大事な場所」を優先して守る私たちの身体には、生命を維持するために最も重要な「内臓(体幹)」の温度を、何があっても一定に保とうとする仕組みがあります。

もし、体内の中心温度(深部体温)が下がってしまうと、身体は「命の危機」だと判断します。すると、熱を外に逃がさないように、末端である手足の血管をギュッと閉じ、血液を中心に集めようとします。

つまり、足先が冷たいのは、あなたの身体が必死に「お腹の中の大事な機能」を守ろうと戦っている証拠。ご主人の体温を借りなければならないほど冷えているのは、それだけ身体の「芯温」の余裕がなくなっているサインなのです。

2. 「子宮の冷え」と未来への準備

女性にとって、子宮や卵巣は新しい命を育むための大切な場所です。しかし、身体全体のエネルギー(体温)が不足しているとき、自己の生命維持がまず必要になります。まず、脳や心臓に血液の流れで体温を維持します。→→→ それから生殖機能へ….。と、手が回らないのです。

「子宮が冷えている」というのは、いわば**「生命を育むためのベッドが、まだ十分に温まっていない状態」**。一生懸命に妊活や健康管理に取り組んでいても、まずは身体の土台である「中心の温度」を上げてあげなければ、栄養や酸素を運ぶ血液が子宮までスムーズに届かないのです。

3. 眠れない・イライラする……「心の疲れ」の正体

最近、睡眠が浅くて熟睡できなかったり、些細なことでイライラしてしまったりするのは、決してあなたの性格のせいではありません。

人間は、眠りにつくときに眠りモードの副交感神経に入るために、体温を上げます。「お風呂に入って良く温まってぐっすり休む」とはこの事なのです。 ところが、身体が冷え切って血管が閉じていると、このスイッチがうまく入りません。

  • 冷えによる身体の緊張脳が休まらない(不眠)自律神経が乱れるさらに血行が悪くなる

という、心身ともに休まらない「負のスパイラル」に陥っている状態なのです。

改善へのロードマップ:身体が「安心」すれば巡りだす

「私の身体はもう変わらないのでは?」と諦める必要はありません。身体は、環境を整えてあげれば、必ず本来の力を取り戻します。

  • 「直す」のではなく「治る力を助ける」
    大切なのは、外から一時的に温めることだけではありません。身体が「もう手足の血管を閉じなくても、お腹は十分に温かいから大丈夫だ」と安心できる状態の「温め続ける」を作ってあげることです。
  • 中心が温まれば、末端は自然に開く
    お腹や腰回りを戦略的に、計画的に温めていきましょう。中心体温に余裕が生まれれば、身体は「余った熱」を自然に手足へと配分してくれるようになります。

まずは、ご主人の体温を借りることを「申し訳ない」と思うのではなく、今の自分の身体が精一杯頑張っていることを認めてあげてください。

血液の巡りが変われば、眠りの質が変わります。眠りが変われば、心の余裕が生まれます。そして、温かい血液が全身を巡るようになれば、子宮という「命の宿る場所」も、本来の健やかさを取り戻していくはずです。

大丈夫です。あなたの身体には、自ら温まり、健やかになろうとする力が、今は静かに動こうとしています。頑張りましょう。

この記事を監修した人

たけうち整体院 院長

兵庫県宍粟市千種町で按手法(あんしゅほう)による血流改善専門の整体院を運営。施術歴36年。薬や機械を使わず、手技のみで全身の血流を促進し、冷え・腰痛・肩こりなどの根本改善に取り組んでいます。にしごうち店・くろづち店の2店舗で地域の皆さまの健康をサポート中。

たけうち整体院について詳しく見るTEL 080-2649-9916