不屈の歩み 〜第4章:血液と体温の「連携プレー」〜
53歳、男性の「復活ストーリー」
血液と体温の「連携プレー」
痛みを発している足は、脳に向かって「助けて!」という信号を送り続けています。
その信号を受け取った脳が「了解した」と全身に指令を出すと、血液やリンパ液が、大切な「免疫細胞」を乗せて一斉に患部へと集中します。
ところが、ここで一つ大きな問題が起こります。
せっかく現場に到着した免疫細胞ですが、働くための「準備」が整っていないことがあるのです。
実は、免疫細胞は大変な「寒がり」です。
患部の体温が**37.0℃**ほどに保たれていないと、彼らは本来の力を発揮できません。
活動できずにその場に停滞してしまった血液や水分が、結果として「むくみ」や「腫れ」という形になって現れるのです。
Q:どうすれば、そのむくみや腫れを取ることができますか?
A:まずは炎症の状態を見極めつつ、血流を促して「温める」ことから始めてみてください。
少し話が逸れましたが、この「体温と血流」こそが回復の鍵なのです。
そこで、53歳の男性にも、徹底して血流を良くし、体温を高めるための施術を行いました。
初回の施術を終えたとき、その方はこうおっしゃいました。
「仕事を置いてでも、何度も通います。何が何でも治してください!」
その本気の言葉に、私も力強くお答えしました。
「了解しました。一緒に頑張りましょう!」
……次回、さらに変化した彼のお姿をお話ししましょう。