鹿肉は、からだを温めるスーパーフード【高タンパク・低脂質・鉄分たっぷり】

🍖 鹿肉は「脂が少なくて体を冷やさない」お肉

鹿肉は、普段あまり食べる機会の少ないお肉ですが、実はとてもヘルシー。
脂身やコレステロールが少なく、高タンパクで低カロリー✨
脂質は体を冷やす作用があるため、脂の少ない鹿肉は 体を温めやすい理想的な食材 です。

カロリーも豚肉や牛肉の約 3分の1。
さらに、鉄分が豊富で血を作り、冷えにくい体をつくってくれます。

❄️ 寒い地域で愛されてきた鹿肉の知恵

北海道などの寒い地域では、昔から鹿肉や羊肉がよく食べられてきました。
それは、「体を温める食材」を知っていた昔の人々の知恵でもあります。

🔥 寒い冬、体の中から温まる鹿肉料理はまさに自然の恵み。
鉄分とタンパク質をしっかり補いながら、体をやさしく整えてくれます。

🏔️ 宍粟市の鹿肉文化

ここ、**兵庫県宍粟市千種町（しそうしちくさちょう）**では、猟師さんから鹿肉を分けてもらえることもあります。
地元で獲れた新鮮な鹿肉は、臭みも少なく美味。
グリルやシチュー、ハンバーグなど、さまざまな料理に活用できます🍲

最近では、鹿による農作物の食害も問題になっていますが、
その鹿を「いただく」ことで、自然との共生にもつながります🌿

🩸 鹿肉に含まれる栄養と健康効果まとめ

鹿肉は、冷え性対策・疲労回復・ダイエットにもおすすめの万能食材です💪

🍽️ まとめ：鹿肉で「温活」をはじめよう

現代では、冷え性や低体温に悩む人が増えています。
そんな時こそ、昔ながらの知恵を活かした「温める食材」を。

🦌 鹿肉は、体を内側から温めるスーパーフード。
地元で手に入る方は、ぜひ一度試してみてください😊

＊＊脂質は体を冷やす作用がある　とはどうしてですか。＊＊

とても良い質問です👏✨
「脂質は体を冷やす」と言われる理由には、栄養学的・生理学的・東洋医学的の3つの視点があります。
順にわかりやすく説明しますね👇

🧬① 栄養学的な理由：脂質は「燃えにくいエネルギー」

脂質（油）はエネルギー源として優れていますが、
燃焼に時間がかかる＝代謝熱を生みにくい という特徴があります。

• 炭水化物（糖質）はすぐ燃えて体を温める🔥
• 脂質はゆっくり燃えるため、体を直接温める効果は弱い💧

つまり、「エネルギーは高いけど、熱を出すスピードが遅い」んです。
そのため、脂肪の多い食事を続けると体の代謝が下がり、体温も下がりやすくなる傾向があります。

💪② 生理学的な理由：脂肪は「断熱材」になる

脂肪は体の中で「断熱材」のような役割を果たします。
一見、温かそうですが…実は👇

外からの熱も内からの熱も、通しにくくする性質があります。

つまり、脂肪が多いと血液や熱が体の隅々まで届きにくくなる。
これが「冷えやすい」「代謝が落ちる」と言われる生理的な理由です。

🌿③ 東洋医学的な理由：「陰性の性質を持つ」

東洋医学では、食材を「体を温める（陽）」と「冷やす（陰）」に分けて考えます。

脂（あぶら）は「水」に近い性質を持つため、
体の中で “陰”＝冷やすエネルギー とされます。

特に、植物油や精製油（サラダ油など）は陰性が強く、
摂りすぎると 「内臓の冷え」や「血の巡りの悪さ」 を招くとされています。

一方で、鹿肉・羊肉 のような「陽性の食材」は
体を内側から温め、血を作る作用があるんですね🔥

竹内良光（たけうち よしみつ）

たけうち整体院 院長

体師として、36年の経験をつみ、身体の不調の基となる、血液の流れをよくするための施術を行っている。 有資格：自然療法普及協会会員