体温と健康の関係|平熱の測り方と安全な温め方
体温は健康状態を知る手がかりの一つですが、「平熱が1℃低いと免疫力が30%下がる」「体温を上げれば免疫力が何倍にもなる」と単純に換算できるものではありません。測る場所、時刻、運動、食事、年齢などでも値は変わります。
まず自分の平熱を知る
体調の良い日に、同じ体温計・同じ部位・近い時間帯で数日測ります。朝は低く、夕方は高くなる傾向があるため、1回の数値だけで「低体温」と判断しません。
35℃台なら病気なのでしょうか
わきで測った35℃台の値と、深部体温が35℃以下になる医学的な低体温症は同じではありません。寒い環境で震え、ふらつき、意識がぼんやりするなどの症状がある場合は、低体温症の可能性があるため救急要請を検討してください。
体温が低めで体調不良が続くとき
強い疲れ、むくみ、便秘、体重変化、息切れ、月経量の増加などを伴う場合は、貧血や甲状腺機能などを確認することがあります。内科へ相談し、体温の記録と一緒に症状を伝えてください。
安全な温め方
- 衣類や室温を調整し、寒さを我慢しない
- 無理のない歩行などで体を動かす
- 入浴は体調に合わせ、のぼせるほど長く入らない
- カイロや湯たんぽは布越しに使い、就寝中は低温やけどに注意する
体を心地よく温めることは冷えの軽減に役立ちますが、病気の治療や感染予防の代わりにはなりません。